吉田修平氏が「Clair Obscur」開発者に「ターン制RPGと呼ぶな」とアドバイスしていた

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元ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイドスタジオ社長の吉田修平氏が、800万本超の大ヒットを記録した「Clair Obscur: Expedition 33」の開発チームに対し、プロモーション上のある重要なアドバイスを行っていたことが明らかになりました。

ニュース概要

Clair Obscur: Expedition 33 ニュース画像

独立系スタジオSandfall Interactiveが手がけた「Clair Obscur: Expedition 33」。この作品のプロモーション段階において、吉田修平氏は開発チームに「ターン制RPG(コマンドを選んで交互に戦う形式のRPG)というジャンル名を前面に押し出さないほうがいい」と提言していたとのことです。ジャンル表記のせいでプレイを検討すらしてもらえなくなるリスクを懸念してのアドバイスでした。結果として同作は800万本以上を売り上げており、この判断が正しかった可能性を強く示しています。

出典: PC Gamer

ハマケンのひとこと

「ターン制RPG」という言葉に対して、特に欧米のゲーマーの間に根強い先入観があることは、以前から業界でも話題になっていました。「テンポが遅い」「古くさい」といったイメージが先行してしまい、実際に触れる前に候補から外してしまうプレイヤーが一定数いるのは事実です。吉田氏はインディーゲームへの深い理解と長年の市場経験をもとに、そのリスクを的確に見抜いていたのでしょう。

ただ、ここで少し立ち止まって考えたいのですが、「Clair Obscur」はバトル中にリアルタイムで回避や受け流しができるシステムを持っており、純粋なターン制とは異なるアクション的な要素も備わっています。つまりジャンルの説明を避けた背景には、「言葉が実態を正確に表しきれなかった」という側面もあったかもしれません。800万本という数字は、ゲームの完成度はもちろん、こうした戦略的なコミュニケーションの積み重ねが実った結果とも言えます。このヒットをきっかけに、ターン制やコマンドバトルそのものへの再評価が進むことを、いちゲームファンとして密かに期待しています。

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