「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」シーズン3にて、フランチャイズ史上初めてバルログがセリフを持つことがコミコン2026で明かされました。その声を担当するのはイギリス人俳優のサイモン・ペッグです。
ニュース概要
サンディエゴ・コミコン2026のパネルにて、Amazonプライム・ビデオのドラマシリーズ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」シーズン3の新情報が発表されました。今回の大きなトピックは、映画「旅の仲間」でガンダルフと橋上で対峙した炎の悪魔・バルログが、このシリーズで初めて言葉を発するという点です。「ロード・オブ・ザ・リング」関連作品の歴史においてバルログがセリフを持つのはこれが初とされており、声優には「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「ミッション:インポッシブル」シリーズで知られるサイモン・ペッグが抜擢されています。
出典: IGN
ハマケンのひとこと
バルログは指輪物語の世界観において「マイア」——神話的な宇宙の創造に関わった精霊的存在——が闇の力に堕ちた姿とされています。つまり本来は意志と知性を持つ存在であり、言葉を話すことが設定上「あり得ない」わけではありません。それでもピーター・ジャクソン版映画も含め、これまでの映像化作品ではその圧倒的なビジュアルだけで語る存在として描かれてきました。今回シーズン3でバルログが「語る」ことで、単なる怪物から意図を持つキャラクターへと昇格するわけで、物語の深みは確実に増すと思います。
一方で、声優がサイモン・ペッグというのはかなり大胆な選択です。コメディ俳優としての印象が強い彼ですが、「スター・トレック」リブート版でのスコット役など、大型フランチャイズへの参加経験は豊富。今回はコミカルさとは真逆の重厚な役どころだけに、どんなトーンで演じるのかが最大の見どころになりそうです。「力の指輪」は指輪物語の「第二紀」を舞台にしており、バルログがまだ活発に動いていた時代の物語なので、話す機会があるという文脈は成立します。ロア面での論争は避けられないでしょうが、それも含めて盛り上がりそうな一報です。

