1990年代のPCで異彩を放ったホラーアドベンチャー「Ecstatica」シリーズが、長い眠りから覚めてSteamに帰ってきます。レトロゲーム再販で知られるSNEGが、他4本と合わせた計6タイトルの復刻を発表しました。
ニュース概要

権利関係が絡んで長年入手困難だった1994年のホラー作「Ecstatica」と、続編にあたる1997年の「Ecstatica 2」が、Steamでの再販が予定されている6本のSNEGリイシュータイトルに含まれていることが明らかになりました。両作は、ポリゴンではなく「楕円体(エリプソイド)」を組み合わせて3Dモデルを構築するという独特のグラフィック手法で知られる作品で、当時のPCホラーの中でも一際奇妙な存在感を放っていたことで一部のファンに記憶されています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
「Ecstatica」といえば、当時のクエイクやトゥームレイダーが多角形ポリゴンで3Dを表現しようとしていた中、あえて球体を潰したような「楕円体」でキャラクターも背景も描いてしまう異端の作品でした。プリレンダ背景に固定カメラという構成は後のバイオハザードにも通じるものがありますが、あの独特のプニプニした質感は他のどのゲームとも似ておらず、一度見たら忘れられない画作りです。権利問題で長らく合法的に遊ぶ手段がなく、「幻の名作」枠に入っていた作品なので、Steamで正規購入できるようになるのは資料的価値としても大きいですね。SNEGは最近こうしたマイナー寄りのレトロPCタイトル復刻に力を入れていて、Interplay作品なども手掛けていましたが、今回のラインナップはかなりコアな層を狙ってきた印象です。正式な配信日と価格の続報を待ちたいところ。

