「アカウントが乗っ取られた挙げ句、Microsoftから凍結され、購入済みのデジタルゲームまで没収された」――そんな理不尽な状況に陥ったブラジルのXboxユーザーが、裁判に訴えて勝訴したというニュースが話題になっています。
ニュース概要

ブラジルで、Xboxアカウントを何者かに不正アクセスされたユーザーが、Microsoftに対して起こしていた訴訟に勝利しました。このユーザーはアカウントの復旧を求めていたものの、Microsoft側から「凍結を解除できないため、ゲームは買い直してほしい」と案内されたとのこと。納得できなかった当人は法的手段に踏み切り、裁判所はアカウントの復元を命じる判決を下したと報じられています。本人は事の顛末をオンラインで共有し、「訴えて勝った」と経緯を明かしました。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
これは「デジタル所有権」の問題を象徴する一件だと感じます。ディスクなら手元に残りますが、デジタル版はプラットフォーム側のアカウントに紐づいているため、凍結された瞬間に何十本ものゲームがまとめて使えなくなるリスクがあります。しかも今回のように、被害者側であるはずのハッキングされたユーザーが「買い直してください」と言われてしまうケースは、感覚的にどうしても納得しづらいですよね。ブラジルは消費者保護法が比較的強力な国として知られており、その土壌が判決を後押しした部分もありそうです。日本や他の地域で同じ主張が通るかは別問題ですが、プラットフォーマーに対して「凍結時のデジタル資産をどう扱うか」の説明責任を求める動きは、今後さらに強まっていくのではないかと予想しています。二段階認証の設定など、ユーザー側でできる自衛策を改めて確認しておきたいところです。

