長年Unreal Engineの顔として知られてきたSjoerd De Jong氏が、Epic Gamesを離れることを発表しました。同氏はUnreal Engineに27年、Epic Gamesには12年在籍したベテランで、退社にあたりゲーム業界が「重要な転換点」を迎えているとコメントしています。
ニュース概要

Unreal Engineの「リード・エヴァンジェリスト(普及・啓蒙役)」として知られたSjoerd De Jong氏が、Epic Gamesから去ることを公表しました。同氏はUnreal Engineと27年、Epic Gamesでは12年にわたって関わってきた人物で、レベルデザイン分野でも著名な存在として知られています。退社の理由として、ゲーム業界が「pivotal(極めて重要)」な局面に差し掛かっており、その現実と向き合う必要があると感じたことを挙げています。次の進路についての詳細はまだ明らかにされていません。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
De Jong氏といえば、Unreal Engineの公式チュートリアル動画やGDCでの講演を通じて、世界中の開発者やインディークリエイターに技術を伝えてきたまさに「先生」的な存在です。その人物が「業界の転換点と向き合う必要がある」と発言して去るのは、なかなか重みのある話だと感じます。具体的に何を指しているのかは明言されていないものの、近年話題のAIによる開発の自動化、大規模レイオフの連鎖、Unreal Engine自体のロイヤリティ体系の変化など、業界が抱える論点はどれも無視できないものばかりです。長くエンジン文化を支えてきた人の動向は、Unrealコミュニティ全体にとっても少なからず影響がありそうで、次にどこへ向かうのか個人的にとても気になります。独立してチュートリアル活動を続けるのか、あるいは別の開発スタジオへ移るのか、続報を待ちたいところです。

