1993年に発売され、CD-ROMゲームの可能性を世に示した名作ホラーパズル『The 7th Guest』。その企画書を提案した直後、開発者たちが「その場でクビになった」という逸話が長年語り継がれてきました。この伝説について、当事者本人が「誇張ではあるが、まったくの嘘でもない」と語っています。
ニュース概要

PC Gamerが報じたところによると、『The 7th Guest』のアイデアは空港のナプキンに書きつけたメモから始まったとのこと。共同制作者のロブ・ランディロ氏とグレアム・デヴァイン氏は当初Virgin Mastertronicに企画を持ち込みましたが、結果として両者は会社を離れることに。その後、二人はTrilobyteを立ち上げて開発を続行し、1991年のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)でデモを披露して業界を驚かせ、CD-ROM黎明期の代表作として歴史に名を残しました。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
『The 7th Guest』って、今の若いゲーマーにはピンと来ないかもしれませんが、当時は「これがゲームか!?」と業界をひっくり返したタイトルなんですよね。実写の俳優が3DCGの屋敷を歩き回り、CD-ROMという当時の最新メディアをフル活用した演出は、まさに次世代の象徴でした。ビル・ゲイツが「マルチメディアPCのキラーアプリ」と評したという話も有名です。
それにしても、「ナプキンに書いた企画を出した瞬間にクビ」というのは、後から振り返れば最高にロックなエピソードですよね。当時の経営層からすれば、フルモーションビデオを使うCD-ROMゲームなんて荒唐無稽に映ったのでしょう。結果的にTrilobyteを設立して大成功するわけですから、人生何が起こるか分かりません。革新的なアイデアほど最初は理解されない、という古今東西の真理を体現した話だと思います。

