パメラ・アンダーソン主演で1996年に公開されたアメコミ原作映画『バーブ・ワイヤー』。海外メディアPolygonが、公開から30年という節目に合わせてこの作品を再評価する記事を掲載しました。「ほぼすべての面で古びてしまったが、一点だけ例外がある」という切り口が話題を呼んでいます。
ニュース概要

『バーブ・ワイヤー』は、ダークホース・コミックス原作のグラフィックノベルを原作とし、1996年に劇場公開されたアクション映画です。当時人気絶頂だったパメラ・アンダーソンを主演に迎えたものの興行的には失敗に終わり、長らく「アメコミ映画黒歴史」の代表格として扱われてきました。Polygonの記事では、公開から30年が経った現在の視点から本作を改めて検証し、多くの要素が時代遅れとなっている一方で、たった一つだけ今でも評価できる側面があるとする論考が展開されています。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
『バーブ・ワイヤー』は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が世界を席巻する遥か以前、アメコミ映画というジャンル自体がまだ手探りだった時代の作品です。『バットマン&ロビン』(1997)や『スポーン』(1997)と並んで、90年代後半のアメコミ実写化の試行錯誤を象徴する一本と言えるでしょう。当時はB級扱いされましたが、近年はマイナーアメコミ原作のリブートが珍しくなく、たとえばダークホース原作の『ヘルボーイ』が何度もリメイクされているように、『バーブ・ワイヤー』も切り口次第では現代的に蘇らせる余地があるかもしれません。Polygonが指摘する「唯一古びていない一点」が何なのか、原文を読んで確かめたくなる構成も見事で、忘れられかけた作品を再発掘する批評記事の良いお手本だと感じました。

