FromSoftwareの一人称RPG『キングスフィールド』シリーズを彷彿とさせる新作インディータイトル『Queen’s Domain』が、海外メディアRock Paper Shotgunのレビューで紹介され、その独自の移動システムが話題になっています。
ニュース概要

記事では、FromSoftwareの古典『キングスフィールド』シリーズが「軽快さ」とは無縁の、重厚でもったりとした戦闘感覚で知られていたと振り返っています。剣を振り回したり呪文を唱えたりする合間に、プレイヤーは攻撃の間合いを測りかねておろおろと出たり入ったりする、独特のテンポのバトルが特徴でした。後の『ダークソウル』シリーズとは対照的なこの”歩み”の感覚を受け継いだのが、新作『Queen’s Domain』だと紹介されています。本作ではあえてプレイヤーに「歩く」ことを強いる仕組みがあり、それが最終的に「飛ぶ」技術を習得するための布石になっているようです。
ハマケンのひとこと
「歩くことを強制して飛ぶことを学ばせる」というコンセプト、ゲームデザインとして非常に骨太だなと感じました。移動速度を制限することでプレイヤーにフィールドの地形や危険をじっくり観察させ、後半での高速移動や飛行能力の獲得を”成長の実感”として際立たせる狙いがあるのだと思います。初代『キングスフィールド』のもっさりとした戦闘を「欠点」ではなく「味」として再解釈し、現代のインディー開発者が新たなジャンルとして昇華させている点も面白いですね。近年はSouls系フォロワーが多い中、あえて初期FromSoftware作品の不自由さにフォーカスした企画は珍しく、ノスタルジーだけでなく新しい体験として評価されているのも納得です。続報や発売時期が気になるところです。

