「あの紫の恐竜が嫌い」というネタで映画を1本作ってしまう文化、実はアメリカには昔からあるようです。海外メディアPolygonが、新作映画『Buddy』を取り上げつつ、2002年の異色コメディ『Death to Smoochy』こそが元祖にして最強の”アンチ・キャラクター物”だと語る記事を公開しました。
ニュース概要

Polygonのコラムでは、子ども向けキャラクターを風刺した新作映画『Buddy』を「とんでもなくぶっ飛んだ作品」と評しつつも、そのジャンルの頂点は今も2002年公開の『Death to Smoochy』だと主張しています。同作はロビン・ウィリアムズとエドワード・ノートン主演、監督は『マトリックス』の脇役としても知られるダニー・デヴィートで、子ども番組の着ぐるみキャラクターを巡るブラックコメディです。記事は『Buddy』を貶すのではなく、あくまで「バーニー的なものへの愛憎」を描いた作品群の系譜として両者を比較しています。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
ゲームの世界でも「マスコットキャラクターへの複雑な感情」ってありますよね。かわいい看板キャラクターの裏に、開発現場の生々しい事情や皮肉が透けて見える瞬間、僕らファンはついニヤリとしてしまいます。『Death to Smoochy』が20年以上経っても「元祖」として語り継がれているのは、単なる風刺で終わらず、芸能界やメディア業界の醜悪さまで踏み込んで描いたからだと思います。新作『Buddy』がどんな切り口でこのジャンルに挑むのか気になるところですが、Polygonの筆者があえて過去作を「超えられない」と言い切っているのは、それだけ『Death to Smoochy』への愛が本物だという証拠でしょう。ゲームでもこういう”愛のあるディス”って、実は最高の褒め言葉なんですよね。

