Activisionが、『Call of Duty』向けチートツールの販売者として知られる人物の自宅へ法的代理人を直接送り込み、活動停止を求める書面を手渡す一部始終を映像に収めてオンラインで公開しました。
ニュース概要

Activisionは、アメリカ・オハイオ州在住の『Call of Duty』チートツール販売業者「elocarry」に対し、法的代理人を自宅まで直接派遣する強硬手段に踏み切りました。代理人はいわゆる「活動停止・違反行為中止要求書(cease-and-desist order)」を手渡しており、この書面は法的拘束力を持つ警告として機能します。さらにActivisionはこのやり取りの様子を動画として撮影・編集し、公式にインターネット上へ公開しています。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
法的対処そのものよりも、その一部始終を映像として公開したことにActivisionの明確な意図を感じます。これは単なる一業者への警告ではなく、「チートツールを販売している人間には自宅まで出向く」というメッセージを、業界全体に向けて発信する「見せしめ」としての役割を担っているとも読めます。不正ツール販売者は匿名性を盾にしがちですが、今回のように実際に住所を特定して現地へ赴くことができると示すだけで、相当な抑止効果が期待できるでしょう。一方で、自宅への突然の訪問という行為については、プライバシーや手続きの適切さを巡って賛否が出てくる可能性も否定できません。Activisionはこれまでも複数のチート業者相手に訴訟を起こしてきた経緯があり、今回の映像公開はその流れをより積極的な形に発展させた印象です。オンライン対戦の健全性を守るためのアプローチとして興味深い事例ですが、今後こうした手法が他のパブリッシャーにも広がるかどうか、しばらく注目していきたいと思います。

