人喰いネズミの大群という看板要素をあえて手放し、古代の未知なる恐怖を描く前日譚へと舵を切った『Resonance: A Plague Tale Legacy』。IGN Japanのレビューが公開され、意欲的な変化は評価しつつも、シリーズが積み上げてきたクオリティには届かなかったという評価が示されました。
ニュース概要

『A Plague Tale』シリーズの前日譚にあたる本作は、これまでの主人公を刷新し、まったく新しいキャラクターたちによる物語を展開します。シリーズを象徴してきた人喰いネズミの大群は本作では登場せず、代わりに古代に起源を持つ未踏の脅威が描かれます。IGN Japanのレビューによると、こうした変化には挑戦的な側面が多数見られるものの、前作・前々作が備えていた独自の魅力や完成度を再現するには至っておらず、シリーズとしての水準を満たしきれていないと結論づけられています。
出典: IGN Japan
ハマケンのひとこと
『A Plague Tale: Innocence』と『Requiem』が高く評価された理由のひとつは、アミシアとユーゴという兄妹の絆が、あの黒死病時代のフランスを舞台にした息苦しい物語と見事に噛み合っていた点にあると思っています。ネズミの大群はただの「怖い敵」ではなく、歴史的な疫病のイメージと結びついたシリーズの世界観そのものでした。そこを切り離した前日譚という設定は確かに大胆な判断で、ぼく自身は「どう差別化するんだろう」と純粋に興味を持っていました。ただ、今回のレビューを読む限り、新たな脅威や新主人公への切り替えが、失ったものを補うほどの説得力を持てなかったようです。前日譚という形式はどうしても「あのキャラクターたちの物語の前置き」に見られがちで、それだけで独立した感動を作るのは難しい。Asobo Studioではなく別スタジオが開発しているのかどうかも気になるところで、今後の続報や詳細なレビュー内容を改めてチェックしてみたいと思います。

