イギリスの人気バラエティ番組『Taskmaster(タスクマスター)』をめぐって、ちょっと変わった話題が飛び込んできました。なんとコメディアンのティム・キー氏が、番組から年間£50(およそ1万円弱)を受け取りながら「文字通り何もしていない」というのです。
ニュース概要

番組のホストを務めるグレッグ・デイヴィス氏と、企画者でもあるアレックス・ホーン氏が明かしたところによると、英国の有名コメディアンであるティム・キー氏は『Taskmaster』から毎年£50を支払われているとのこと。その対価としての業務は「literally nothing(本当に何もしない)」というもので、契約上は番組に出演する義務もなければ、何らかの作業を行う必要もないそうです。あくまで番組ホストたちが語った内容ですが、ファンの間で大きな話題になっています。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
『Taskmaster』は、出演者に無茶な課題を出してその達成方法を競わせる英国の名物コメディ番組で、独特のユルさと知的なバカバカしさで世界中にファンを持っています。年£50で「何もしないでいい」契約というのも、いかにもこの番組らしい悪ふざけ感があって良いですね。おそらくは過去の出演や関係性から続いている、半分ジョーク・半分お守りのような契約なのではと推測します。日本だと「ギャラ発生する=拘束される」という発想になりがちですが、英国コメディ界の懐の深さというか、ネタを長期間寝かせて回収する文化を感じます。ちなみに『Taskmaster』はゲーム化もされていて(『Taskmaster VR』など)、ゲーマー的にも無関係ではない番組。日本での知名度がもう一段上がってくれると個人的には嬉しいところです。

