ネット発のホラー作品「Backrooms(バックルームズ)」の劇場版が、配給元A24の過去最高オープニング興行収入を3倍近く上回る、8500万ドル超の滑り出しになる見込みだと報じられました。インディー映画の名門A24にとって、異例のメガヒットの誕生です。
ニュース概要

PC Gamerによれば、ホラー映画「Backrooms」の北米オープニング週末の興行収入が8500万ドル超に達する見込みで、これは配給を担当するA24がこれまで記録してきた最高オープニング興収の約3倍にあたる数字とのことです。Backroomsは「無限に続く黄ばんだ壁の部屋」というネットミーム発祥のホラー題材で、ティーン世代を中心に高い人気を集めてきました。記事では、別のネット発カルト作品「Skibidi Toilet」の映画化企画をマイケル・ベイ氏が中止した件にも触れられています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
Backroomsはもともと、4chanの一枚の不気味な画像から派生した「無限に続く誰もいない空間に迷い込む」というネットロア(都市伝説)で、YouTubeのKane Pixels氏によるフェイクドキュメンタリー風短編から一気にカルト的人気を獲得した作品です。それがA24史上最高の興収を叩き出すというのは、映画業界にとって相当な事件と言っていいでしょう。「Five Nights at Freddy’s」や「ザ・ガーフィールド・ムービー」など、ゲーム・ネット発コンテンツの実写化ヒットが続いていますが、ついに「ミーム発」のホラーが頂点に立つ時代がやってきた印象です。ゲーム的にも、Backrooms題材のインディータイトル(『Inside the Backrooms』など)はSteamで多数リリースされており、この映画ヒットで再注目される流れが来るかもしれません。打ち切られたSkibidi Toilet映画版の判断が今後どう評価されるのかも気になるところです。

