チェコの実在する都市・ズリーンをモチーフにした、ジオラマ風のシティビルダー「Zlin City: Arch Moderna」が発表されました。盤面に小さな建物模型を置いていくような、独特の手触りが目を引く一作です。
ニュース概要

「Zlin City: Arch Moderna」は、実際の物理模型を用いて制作されたビジュアルが特徴のシティビルダー(都市建設シミュレーション)です。題材となっているのはチェコ東部の街ズリーンで、靴メーカー「バチャ」の企業城下町としてモダニズム建築が発展したことで知られる都市。プレイヤーは机の上のジオラマを組み上げていくような感覚で街づくりを楽しめる作品となっています。Steamでストアページが公開中です。
ハマケンのひとこと
シティビルダーといえば見下ろし型のマップを延々と拡張していく大規模なものが主流ですが、これは真逆のアプローチですね。「ジオラマを作る」という体験そのものをゲームに落とし込んでいる点が面白い。映像から伝わる紙やプラ素材っぽい質感は、おそらく実際の模型をスキャンしてアセット化しているのではないかと思います。
題材にズリーンを選んだのも渋いところで、機能主義建築の街並みは赤レンガと直線的なフォルムが特徴的。ジオラマ表現と建築デザインの相性は抜群でしょう。「Tiny Glade」や「Townscaper」のような“癒し系箱庭ビルダー”の流れを汲みつつ、実在都市の歴史的背景まで味わえるとなれば、建築好きにはたまらない一本になりそうです。続報を待ちたいですね。

