ソニーが自社工場でのゲームディスク生産を終了する方針が伝えられる中、DRMフリーゲーム販売でおなじみのGOGが、絶妙なタイミングでPCゲーマー向けに「自分でディスクを作ればいい」とアピール。物理メディア文化の存続をめぐって、じわりと話題を呼んでいます。
ニュース概要

ソニーがPlayStation向けの物理ディスク生産体制を縮小し、自社での製造を終える方向にあるという話題を受けて、CD Projektが運営するPCゲームストア「GOG」がSNSで反応しました。GOGはDRM(著作権保護技術)がかかっていないインストーラーを配布していることを引き合いに、購入したゲームは自分でディスクに焼いてバックアップ保存できることを改めて強調。物理メディアが消えつつある流れへのカウンターとして、自社の強みをアピールする形になっています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
GOGのマーケティングセンス、本当に抜け目がないですよね。ソニーの発表というネガティブに受け取られがちなニュースに対して、「うちならDRMフリーだからディスク自作できますよ」と自然に自社の哲学を差し込んでくる。この身軽さは老舗プラットフォームには真似できません。
ただ現実問題として、いま光学ドライブを積んだPCってどれくらい残っているんでしょうか。自作PC界隈でも「そういえば最近ドライブ付けてないな」という人が多数派のはず。とはいえ、これは技術的な話というより「所有権」の話なんですよね。サブスクや配信中心の時代に、ダウンロードしたインストーラーを手元に保管できる価値は、サービス終了リスクを考えるとむしろ再評価されてもいい。物理か否かではなく、ゲームを本当に「持っている」と言えるかどうか。GOGの一言はそこを鋭く突いていると思います。

