ジョン・カーペンター監督のカルトホラー『マウス・オブ・マッドネス』(In the Mouth of Madness)が、そのラストシーンの衝撃度で改めて話題になっています。米Polygonが、主演サム・ニールの表情演技を『ジュラシック・パーク』と並ぶ名場面として取り上げました。
ニュース概要

Polygonが、ジョン・カーペンター監督の1994年作『マウス・オブ・マッドネス』を「観るべきホラー」として紹介する記事を掲載しました。人気ホラー作家の失踪を追う保険調査員を演じるサム・ニールの演技、とくに幕切れのリアクションショットに焦点を当て、彼の代表作『ジュラシック・パーク』にも匹敵する名場面だと評価しています。ラヴクラフト的な狂気と現実崩壊を扱った本作のオチが、時代を経て再び注目を集めている格好です。
出典: Polygon
ハマケンのひとこと
映画の話ですが、ゲームファンにこそ観てほしい一本なんですよね。『マウス・オブ・マッドネス』は「フィクションが現実を侵食する」というラヴクラフト(『クトゥルフ神話』で知られる作家)的な題材を、カーペンター流の乾いた狂気で描き切った傑作です。この感覚、『Bloodborne』『Alan Wake』『Eternal Darkness』あたりが好きな人には確実に刺さるはず。とくにAlan Wakeは「作家の書いた物語が現実になる」というプロットが本作とほぼ地続きで、レメディ側も明らかに影響を受けているのでは、と個人的には思っています。サム・ニールが最後に見せる、あの何とも言えない笑い顔は、たしかに『ジュラシック・パーク』の恐竜を見上げるあの表情と双璧。ホラーゲームの元ネタを辿る旅として、秋の夜長にどうでしょう。

