『Mina the Hollower』発売3日で30万本突破、20ドル価格戦略がYacht Club Gamesを救う

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『Shovel Knight』で知られるYacht Club Gamesの新作『Mina the Hollower』が、発売からわずか3日間で30万本を売り上げたことが明らかになりました。スタジオはかつて本作を「社運を賭けた一作」と語っており、20ドルという控えめな価格設定が功を奏した形です。

ニュース概要

Mina the Hollower

『Mina the Hollower』はゲームボーイカラー風のピクセルアートで描かれるアクションアドベンチャー作品で、発売週末の3日間で30万本のセールスを記録しました。Yacht Club Gamesはこれまで本作を「スタジオの存続を左右するタイトル」と位置づけており、この滑り出しを受けて「もう大丈夫だ」と安堵のコメントを発表しています。価格設定については「ピクセルアートのゲームに30ドルを払ってもらうのは難しいと考えた」として、あえて20ドルに抑えたことを明かしました。

出典: Eurogamer

ハマケンのひとこと

「ピクセルアートに30ドルは出してもらえない」というYacht Club Gamesの判断、これはインディーシーン全体にとってかなり重い発言だと思います。近年は『Hades』『Hollow Knight』のようにインディーでもフルプライス級が当たり前になりつつある一方で、ユーザー側には「ドット絵=安価」という感覚が根強く残っているのも事実。20ドル設定は売上単価を下げるリスクと引き換えに、購入のハードルを大きく下げて初動の本数を稼ぐ戦略だったわけで、結果として30万本という数字を叩き出したのは見事としか言いようがありません。『Shovel Knight』以来、長年新作を待たれてきたスタジオが「make-or-break(社運を賭けた)」と口にするほど追い込まれていたという裏事情を考えると、この成功は素直に祝いたいところです。価格設計はゲームの中身と同じくらい重要な「ゲームデザイン」なのだと改めて感じさせる事例ですね。

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