スタジオジブリ「ゲド戦記」公開20周年記念の劇場上映が来月決定

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宮崎駿の長男・宮崎吾朗が監督を手掛けたスタジオジブリの長編アニメ「ゲド戦記」が、公開から20年という節目を迎え、来月より劇場スクリーンへ戻ってくることが明らかになりました。

ニュース概要

ゲド戦記20周年劇場上映

「ゲド戦記」は2006年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション映画で、アーシュラ・K・ル=グウィンによる同名ファンタジー小説シリーズを原作としています。本作は宮崎吾朗監督にとって長編デビュー作にあたり、父・宮崎駿とは異なる作家性を打ち出した意欲的な一本です。ジブリ作品の中では賛否が分かれることで知られていますが、公開20周年という節目に合わせ、来月から期間限定での劇場上映が実施される予定です。

出典: Polygon

ハマケンのひとこと

Polygonの見出しには「ジブリ最悪の映画」という刺激的な言葉が並んでいますが、それでも20周年での劇場復活が実現するというのは、この作品が持つ独特の磁力を証明しているように感じます。「ゲド戦記」はたしかに公開当時から批評家・ファン双方に厳しい評価を受けてきました。原作ファンからは「原作の解釈が異なる」という声も多く、宮崎吾朗監督本人も後年のインタビューで作品の未熟さを認める発言をしています。しかし、このいびつさや荒削りな感覚こそが「ゲド戦記」の個性とも言えます。完璧に磨かれたジブリ作品群の中で、ある種の異物感を放っているのが逆に興味深い。20年の時を経て劇場で改めて観たとき、当時とは違う受け取り方ができる人も少なくないはずです。宮崎吾朗監督はその後「コクリコ坂から」「アーヤと魔女」と作品を重ね、監督として明らかに成長しています。「ゲド戦記」をその原点として見直す意味でも、今回の上映は貴重な機会になりそうです。

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