「Black Ops 1」や「Black Ops 2」の開発にクランチ(締め切り前の過酷な長時間労働)を乗り越えて携わった元Call of Dutyスタッフが、再販で利益を得ているのは経営陣だけだと声を上げ、話題になっています。
ニュース概要

Call of Dutyシリーズに長年携わってきた元開発者が、Black Ops 1・2のような過去作の再販によってActivisionの経営陣が利益を上げている一方で、実際にゲームを作り上げた開発者たちには何の恩恵もないと指摘しました。発言した人物は、両作品の発売にこぎつけるためにクランチを経験した当事者であり、「血と汗と涙」を注いで作り上げた作品が今も金を生み続けているのに、作り手側には還元されていない現状への不満を表明しています。
出典: Eurogamer
ハマケンのひとこと
この話、ゲーム業界ではかなり根深い問題だと感じます。リマスターや再販版というのは、新作を一から開発するのに比べて制作コストが大幅に抑えられる一方、ブランド力のおかげで確実に売上が見込める「おいしい商材」です。そのため経営判断としては合理的なのですが、当時の開発現場で身を削った人たちにその利益が還元されないという構造は、どうしても引っかかります。特にCall of Dutyシリーズはクランチ文化が業界内でも度々問題視されてきた作品群なので、今回の発言は単なる個人の不満というより、業界全体の労働環境と報酬のバランスを考え直すきっかけになるかもしれません。今後、他の開発者からも同様の声が上がってくるのか、注目したいところです。

