労働者のストライキを題材にしたゲームと聞いて、すぐに思い浮かぶタイトルはあるでしょうか。そんな珍しいテーマに挑む新作ビジュアルノベル「A Line Held Tight」が海外メディアRock Paper Shotgunで紹介されています。
ニュース概要

「A Line Held Tight」は、舞台を32世紀に設定したビジュアルノベル(選択肢を通じて物語を読み進めていくタイプのゲーム)です。炭を思わせるようなモノクロ調のアートスタイルで描かれており、内容は鉱山労働者たちによるストライキを軸に展開します。プレイヤーは物語の中で誰とどのような関係を築くかを慎重に選びながら進めていくことになるとのことです。Rock Paper Shotgunは、ゲームにおいて労働争議のような題材が取り上げられること自体が珍しいと指摘しています。
ハマケンのひとこと
個人的に気になるのは、未来の設定でありながら題材が「労働者のストライキ」という、かなり地に足のついた社会派テーマである点です。SFというと派手な戦闘やテクノロジー讃美に偏りがちですが、このゲームは逆に「働くこと」「集団で声を上げること」という普遍的なテーマを遠い未来に投影しているように見えます。炭を思わせるアートスタイルも、鉱山という舞台設定とリンクしていて、ビジュアル面での統一感がしっかり考えられている印象を受けます。関係性の選択がストーリーにどう影響するのか、資料だけではまだ詳細が分かりませんが、単なる恋愛要素ではなく「誰を信頼し、誰と手を組むか」というストライキならではの緊張感を描く仕掛けになっていそうで、続報が気になるところです。

