1982年発売の8ビットホームコンピューター「Commodore 64」でDoomを動かすことに成功したプログラマーが現れ、レトロPC界隈を中心に大きな話題となっています。
ニュース概要

あるプログラマーが、約40年前の家庭用コンピューター「Commodore 64」(通称C64)上でDoom(1993年)を実際に動作させることに成功しました。C64は動作クロックが約1MHz、搭載メモリが64KBという、現代の基準はもちろんDoom本来の動作要件と比較しても桁違いにスペックの低いマシンです。仕上がりの映像は快適なゲームプレイとは言い難いものの、Doomとして確かに動いている点が技術的な偉業として注目されています。
出典: PC Gamer
ハマケンのひとこと
Doomといえば、電卓・プリンター・ATM・スマート冷蔵庫など、ゲーム機以外のあらゆる機器への移植で知られる「どこでも動く伝説」のタイトルです。それでもC64は、これまでの移植事例の中でもおそらくトップクラスに無謀な挑戦と言えるでしょう。64KBのRAMはDoomが本来必要とするメモリの60分の1以下ですし、CPUの処理速度の差はさらに大きい。そんな制約の中で「動くもの」を作り切ってしまうのは、純粋な技術力と執念の産物です。
こういった「無謀な移植」が定期的に話題になるのは、Doomというゲームそのものへのリスペクトと、プログラミングを一種のスポーツとして楽しむ文化が根強く生きている証拠だと思います。プレイアビリティよりも「動いた」という事実に価値がある——そのロマンは、どんなゲームファンにも刺さるものがありますね。次は何に移植されるのか、半ば楽しみに待っています。

