社会を車依存に染め上げるタイコーン「Car Park Capital」、MicroProseが発売元に

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緑あふれる街を駐車場と幹線道路で埋め尽くし、住民を徹底的に「車なしでは生きられない」状態へと追い込む——そんな倒錯した発想のタイコーンゲーム「Car Park Capital」に、老舗パブリッシャーのMicroProseが参入することが明らかになりました。

ニュース概要

Car Park Capital ゲーム画面

「Car Park Capital」は、プレイヤーが自動車産業の利権側に立ち、都市全体を車中心の設計へと作り変えていくタイコーンゲーム(経営シミュレーション)です。ゲーム開始時点ではまだ自然が残るマップを、駐車場や道路で次々と塗り替えていくのが目標。今回、「MicroProse」がパブリッシャー(販売・流通を担う企業)として正式に関与することが発表され、その”邪悪さ”にさらなる磨きがかかりそうな雰囲気となっています。ビジュアル面では、レトロ風ながらも細部まで作り込まれた美しいグラフィックが健在です。

出典: Rock Paper Shotgun

ハマケンのひとこと

「悪いことをするゲーム」というのはタイコーンジャンルの一つの定番ではあるのですが、このゲームの切り口は特に現実刺さり系で面白いと思います。都市計画や交通政策の問題——公共交通を削って車道を広げ、結果的に車なしでは生活できない街ができあがっていく構造——は、現実世界でも長らく議論されてきたテーマです。それをゲームの「目標」としてストレートに掲げているところに、制作者のブラックユーモアとある種の批評性を感じます。

MicroProseといえば、フライトシムや戦略ゲームの名作を多数手がけてきた老舗ブランド。近年は復活を果たしてニッチな題材のゲームを積極的に展開しており、この作品との組み合わせはなかなか絶妙です。「より邪悪に」という方向性を後押しするパブリッシャーとして、コンテンツ的にも濃くなりそうな予感があります。ビジュアルのクオリティも高く、皮肉なテーマとのギャップがまた魅力。都市開発ゲーム好きはもちろん、社会風刺に興味がある方にもチェックしてほしい一作です。

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